しいたけの独り言
純粋な心
昨日、妻方の甥っ子が七五三だった。
私もお祝いの席にお呼ばれしたので、妻の実家にお邪魔した。
神社で晴れ姿を見て、私は妻と妻の姉と一緒にお祝いのごちそうを買いに行った。
ピザにケーキ、そしてお寿司。どれも子供が好きなものだ。
家ではお義母さんが、さまざまな手料理を作ってくれていた。
1時間半の買い出しが終わり、妻の実家に行くと、子供たちがすでに遊んでいた。
今回お祝いをするのは5人兄弟の末っ子だ。(①長男・彼女とデートで来ず②長女③次女④次男⑤三男)
次男(小1)と三男(5歳)がすでに遊んでいた。
子供達には1年以上ぶりに会う。コロナ下でなかなか会えていなかった。
久しぶりの再会に最初こそ少し警戒をしていたが、5分もしないうちに打ち解けた。
プラレールとトミカで遊んでいた。私も小さいときは弟たちとよく遊んだものだ。
みなが食事の準備をする間、私は子供たちの相手をしていた。
準備ができてご飯を食べた。ご飯の後もたくさんおもちゃで遊んだ。
ひとしきりおもちゃで遊んだ後は、長女(15歳)、次女(14歳)も混ざってゲームで遊んだ。
とても楽しいひと時だった。正直疲れもしたが、心地の良い疲労感だ。
私からすると、日常生活での人間関係の方がよほど疲れる。
夕方になり、子供たちも遊び足りない様子だったが、お開きとなった。
子供たちとお別れをして私と妻も家路についた。
私は子供と遊ぶのが好きだ。今は違う仕事についているが、昔は保育士になるのが夢だった。
子供は大人の論理が通用しない、無邪気さがある。
この人が自分と遊んでくれるか、優しくしてくれるか、好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いという単純なものさしがとても好きだ。
そして私はなにより子供に好かれる。昔からそうだった。
子供たちが純粋な心で接してくれるので、私もただただ純粋な気持ちで接する。
それがなんとも心地が良いのだ。一緒に遊んだことなど忘れるだろう。でもその時、その時間を目一杯楽しむ、これはなんとも言い難い感覚だ。
自分もただただ純粋な一人の人間になれる。そんな充実した一日だった。