しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

しいたけの独り言 ~本日のゆめの話~

登場人物

●クラスの友達

●先生(複数人)

●自分

 

私は学校に通っていた。

私の通う学校は校則が厳しいことで有名だった。

そんな学校での学生生活を私は満喫していた。しかし、ある日突然事件は起きた。

自宅からお茶を水筒に入れて持ってきた友達が、先生に水筒を没収され上に拘束までされた。そんなことがあるのだろうか。それが本当なら、あまりにも不当だ。

事実を確認するために、友達数人と先生のところへ行き話をしに行った。

すると先生はどうすることもできない。校長先生の決定だ、覆すことはできないと言った。

今回のことをあまりに行きすぎた処罰で不当だと抗議をした。しかし、先生は処分は覆らない、従うしかないと言った。あまりことを大きくすると今度は私たちも処罰を受けると注意をされた。

私たちはとても憤った。他の先生にも今回の件について訴えたが、みな同じような返答だった。

私は納得がいかず、クラスに帰り今回のことについて、クラスのみんなに訴えた。そんな私の訴えを朝笑うものもいた。反発するだけ無駄だと。とてつもない怒りが込み上げてきた。

ここに私の居場所はないと思い、学校からの脱走を決意した。

私は一人で人気のない裏口から学校を抜け出した。

 

世の中は不条理で理不尽なことが多い。それらを変えることは容易ではない。途方もない手間や労力がかかることが多くある。その中で心身を疲弊させ、自分が自分でなるくらいならいっそ逃げ出した方が良いこともあるのではないかと思う今日この頃だった。