しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

しいたけの独り言

愛を持って接するということ

私は今あるものにハマっている。

それは外国の某ドッキリ番組を観ることだ。

その番組では日常のシチュエーションの中で、目の前で起こる出来事に対して一般の人たちがどのように行動するかというものだ。

目の前で起こる出来事は、人種による差別や子供や高齢者、障害がある人たちが不当な扱いを受けているシチュエーションなどさまざまだ。

番組として放映されているので、もちろん編集もあるのだろうが、多くの人々が差別や不当な扱いを受けている人に対して声を上げたり、行動している。

自分と全く関係のない赤の他人に対して、優しく声をかけたり、不当な扱いをする人から守ったり、困っている人のために品物の代金を代わりに支払う人もいる。

最後には番組の進行役の人が出てきて、ネタバラシをして、なぜそのような行動をしたのか尋ねる。すると他人を助けた人たちの多くが、人に親切にするのは当たり前、全ての人に愛を持って接することなどを話している。

これはとても簡単なようで、とても難しいことだ。

日本でも多くの人が小さい時から人には親切にしなさいと言われたり、聞いたりして育っていると思う。私もそんな一人だ。でも、実際に自分がそのような場面に出くわした時に私は行動ができのだろうかと思う。

特に昨今ではいろいろな事件や時代的な背景から人間関係が希薄になっていて、赤の他人と関わることに積極的でない人が多いと感じる。

他人のために行動することは、非常に難しいと感じる。特に周りの目を気にする、日本人の国民性からするとより難しいだろう。

しかし、人のために行動することは、自分のために行動することでもあると思う。そこに見返りなどなくても、自分という存在に対して誇りや自信などさまざまな影響があるからだ。

世界中の人がそうであったらきっと平和になると思うが、みなにそれを期待することは私のエゴだし、そんなことはできない。

私が決めることができるのは私自身の言動だけだ。

この番組を観て、私も誰かのために声を上げたり、行動ができる人でありたいと思う。