しいたけの独り言 ~本日のゆめの話~
登場人物
- 弟
- 自分
とにかく歯が痛い。めちゃくちゃ歯が痛い。まあ我慢できないほどでもないが、とにかく歯が痛い。しかもすごくグラグラしている。なぜが前歯二本だけが。
歯が痛いと何をするにも億劫になる。触っちゃいけないと思うけど、気になって触ってしまう。そのたびにグラグラして、歯が取れそうになる。
歯医者さんに行った方がいいかと悩んだが、めんどくさいが勝つ。でも気になって触ってしまう。で、またグラグラする。どうしたもんかなあと思った。
するとそこに、ちょうど弟が来た。「ちょっと、歯がめっちゃグラグラして痛いんだけど、見てくれない?」と私が言った。
弟はめんどくさそうに私の近くに来た。私は口を開けて、弟に口の中を見せる。
「あっ、なんか前歯二本だけ袋みたいなのが被さってるよ。」と弟が言った。
「・・・はぁ?」と私が言う。「だから前歯二本に袋みたいのが被さってるの。」と弟が言う。
二度聞いても状況が理解できない。まさに意味不明とはこのことだ。私は急いで鏡で自分の歯を確認する。
本当だ、私の前歯二本に袋のようなものが被さっている。・・・どゆこと?
頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになった。
私はとりあえず、前歯の袋状のものを引っ張って破ろうとした。意外と伸縮性があり、なかなか破れない。しかも引っ張ると歯がグラグラする。どうしよう・・・。
「とりあえず、歯医者に行ったら?」と弟が言った。
ここで目が覚めた。
よくわからない夢だった。でもまあ夢とはこういうものだ。
なんだかよくわからないけど、歯は大事にしようと思った今日この頃であった。