It's happening.
頭が…真っ白に…なって…しまいました。
働き始めて三週間。
昨日でやっと長い一週間が終わった。
今週は特に長く感じた。
途中で何度も心が折れそうになったりもしたが、なんとか持ちこたえた。
そして、金曜日、今週最後の日に事件が起きた。
朝早く会社に行く私は、いつもの朝のコーヒーを準備していた。
フィルターを入れ、コーヒーの粉を入れ、機械に水をそそぐ。
しばらくするとコーヒーが出てきて、機械に落ちていく。
いつもと変わらない光景のはずだった。
しかし、その日はしばらくしてコーヒーが下にある機械からとめどなくあふれていた。
私は、目の前で起きている状況を理解できなかった。
何時間にも感じたその一瞬、次の瞬間私の頭はパニックになった。
どうしよう、あふれ出てくるコーヒーをどうにかしなくては。
自分のカッターシャツが汚れることも気にせず、私はあふれ出るコーヒーをなんとか止めようとした。しかし、それでもコーヒーはあふれ出る。やけどなんかどうでもいい。とにかくコーヒーを止めなくては。
もう一台のコーヒーの機械をセットしてあふれ来るコーヒーがこぼれることはなんとか対処ができた。
あとは机や床にあふれかえったコーヒーをなんとかしなくては。
私は給湯室にあるペーパータオルをこれでもかと使い、机や床、その周辺の用具を拭いた。とにかく誰にも見つからないでくれと思い、一生懸命だった。
体中から変な汗が噴き出していた。
まさか一週間の最後の日にこんなことになるとは、とんだハプニングだ。
ある芸人さんの言葉を借りれば、まさに『なんて日だ!』だ。
大量のペーパータオルと引き換えに私はなんとか掃除を終え、事なきを得た。
その後出勤してきた、事務の方に事情を説明して、なんとか私の身に起きた事件は終息を迎えた。
人はパニックになると頭が真っ白になり、なにをしたらいいのかわからなくなる。
私も昨日は頭が真っ白になった。しかし、真っ白になった頭で今自分は頭が真っ白になっているとなとも思っていた。
これが一週間の最後の日の朝に私の身に起きた出来事だ。大失敗ではあったが、こうしてブログに書く話題ができたので、まあそれはそれでよかったのかなとも思っている。
長い人生こんな日もあるよね。
それでは皆様よい週末を。