しいたけの独り言
「ありがとう」と「ごめんなさい」
日々さまざまなニュースや出来事を目にする。
その中で、謝ることのできない人たちが多くいると感じる。
私は幼い頃、祖母に「ありがとう」と「ごめんなさい」は、
必ず言うようにしなさいと教えられた。
今でもその教えを守っている。
子供の頃は素直に言えた「ありがとう」や「ごめんなさい」が、
言えなくなる大人が多いように感じる。
年齢を重ねると、自分という人間の意志や考えというものの輪郭がはっきりしてくる
からではないだろうか。それは決して悪いことではない。
むしろそうして重ねた日々が人としての厚みになっていくのだろう。
でも、どんなにりっぱな人間だろうと間違いやあやまちを起こすことはある。
そんなとときに素直に「ありがとう」や「ごめんなさい」が言える人でありたいものだ。
年齢を重ねれば重ねるほど簡単そうで、意外と難しい。
しかし、どんな人であれ、人に対して感謝の言葉、謝罪の言葉が素直に言える人は、
信用できると思うし、なによりも素敵なことだと思う今日この頃だった。