しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

しいたけの独り言 ~本日のゆめの話~

ネバーギブアップ

私はある会場にいた。

ここはなにかの試験会場のようだ。

私は今日ここに試験を受けにきた。

目の前には問題用紙と回答用紙があった。

この試験を受けるにあたって、勉強をしてきたと感じていた。

試験が始まった。問題は全部で20問程度でさほど多くないと思った。

はじめは順調に問題を解いていたが、半分くらいを過ぎたあたりから問題が解けなくなった。なぜ問題が解けなくなったのか自分でも理解できなかった。

頭が真っ白になるとはこのことかと感じた。早く問題を解かないといけないという焦りの気持ちと、焦ってもしょうがないと冷静にしようという気持ちがせめぎ合った。

深呼吸をして、冷静さを取り戻そうとするが、頭と体が思うように動かなかった。

試験の終了時間が一刻一刻と迫っていた。その後もなんとか立て直そうとするが、とうとう試験時間が終わってしまった。

試験官が回答用紙を回収し始めた。やがて私のところにも試験官がやってきた。それでも私はまだあきらめない。

試験官に私がこれまで勉強してきたことや、急に頭が真っ白になって問題が理解できなくなったことなどを話した。試験官は困惑していた。

それもそうだ試験官からすれば、関係のないことだ。それでも私は試験官に話をしながら、問題を一問でも解こうとしていた。

なかなか回収が終わらないのを不審に思った、この試験の責任者らしき男性が私のもとにやってきた。責任者らしき男性が私に向かってなにか言っていたが、私は構わず問題を解き続けていた。

しかし、急にこれ以上は無理だと感じて、問題を解くことをあきらめて回答用紙を試験官に渡した。責任者らしき男性に、このあなたの回答用紙は無効だと言われた。

こうして私の試験は終了した。今回の試験は無効となったが、その悔しさよりもなぜ急に頭が真っ白になりなにも理解できなくなったのかがとても疑問だった。

今回の試験で私は得たものがあるとすれば、最後まであきらめずに問題を解こうとしたことくらいだろうと私は思った。