しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

しいたけの独り言

最近であった本

私は最近よく読書をしている。

昔も読書にハマっていた時期があった。

その後、少し読書をすることから離れていたが、最近になりまた読書をするようになった。

昔よく読んでいた本は現代系の小説を読むことが多かった。

図書館や書店に行き、題名や表紙で気になる作品を手に取る。そして、一ページ目に目を通す。二ページ目も読んでみたくなった本を借りたり、購入したりというように本を選んでいた。

しかし、最近は小説よりも哲学書などを好んで読んでいる。その中でも最近読んで良かったと思った本がある。

それはマルクス・アウレリウスの「自省録」と洪自誠の「菜根譚」という本である。

どちらもストレスが多い現代社会において、自分というものを見失いがちな人々におすすめしたい本だ。

内容は菜根譚の方が読みやすい内容となっていると感じる。どちらもとても古い本だが、人間とは生きるとはなど人類が古から探求してきたことについて書かれていると感じた。私自身も深く理解できたわけではないが、この先も何度も何度も読んでいきたい本だと思った。

はるか昔の人々も、現代に生きる私たちと同じように悩んでいたかと思うと非常に感慨深さを感じるとともに、どれだけ経っても人類の本質は変わっていないことに気付かされる。そして、出会ったこともない彼らを古くからの友のように近く感じる。

本を読むことでいつでも彼らと会話をして、自分の心や精神と向き合っているようななんとも言えない感覚になれる。

私はこれからも読書を通してこのような体験をして、たくさんの友を見つけていきたいと思う今日この頃だった。