しいたけの独り言 ~本日のゆめの話~
登場人物
●業者さん
●自分
となりの家で扉の付け替え工事をしていた。
すると家のチャイムがなり、業者の人が工事の挨拶をしに来た。
軽く挨拶をされ、粗品をもらった。
業者の人が去った後、私はリビングでくつろいでテレビを見ていた。
しばらくすると私はウトウトとしてしまった。
はっと気が付くと2時間経っていた。
・・・何か違和感がした。
ドンカンドンカンと音がした。それに少し寒い気がした。
となりで工事をしているので、音がするのは当たり前だが、いやに近い。
私は立ち上がり、窓から外を見た。
すると私の家の扉や壁が破壊されている。
どういうことだ。思わず私は外へ飛び出した。
「何をしているんですか?」怒りとかそういう感情ではなく、疑問に思い問いかけた。
「この扉をとなりの家に付け替えようと思って」と業者の人が言った。
私はあまりにも意味不明で突然の出来事に、言葉を失った。
次の瞬間さらに業者の人が言った。「良かったら手伝ってください。」
よくわからず、言われるがままに私は自らの手で自らの家を破壊した。
ここで目が覚めた。
人間あまりにも自分の想像を超える出来事が起こると思考が停止してしまう。
なかなかそんな出来事を経験することは日常ではない。そんな時でも冷静に適切に対処することは容易ではない。まだまだ日頃の鍛錬が足りないなと感じた今日この頃だっ・・・違うか。