涼しい朝と卵かけご飯
昨日は久しぶりにクーラーをつけずに寝た。
おかげで足の冷えもなく、数日ぶりにぐっすり朝まで眠ることができた。
5時40分頃に目を覚まし、ストレッチで体をほぐし、コップ一杯の水を飲む。
そして散歩へ出かける。天気はあまりよくないが、とても涼しい。
お盆のためか車は少なく、この街を独り占めしている感が最高だ。
15分程度の散歩から帰ると、涼しい出窓で朝ご飯を食べる。
お味噌汁をすすりホッとする。この時ばかりは日本人に生まれてよかったと感じる。
キャベツとあげの煮びたし、小松菜と人参と枝豆の炒め物をそれぞれゆっくり味わう。
私は食後の血糖値が高めなので、医者から炭水化物は食事の最後に。食事は20分~30分かけてゆっくり食べることを指導されている。そのため、ここ数年はご飯とおかずを一緒に食べることはほとんどない。ご飯はおかずと口内調味をすることで、さらなる高みへと到達すると思う。しかし、私にはそれができない。
そんな私の強い味方が、ご飯のお供たちだ。ふりかけ、お漬物、味付けのりなど。その中でもトップオブザトップが卵かけご飯だ。
卵かけごご飯は、昔からとても好きだ。数年前に高LDLコレステロール血症と診断されてからは、医師から卵は一日一個までと制限をかけられている。私にとって、一日に一個の卵をいつたべるのかということはとても悩ましい問題なのだ。そんな卵を朝からご飯と一緒に食べる幸福感たるや。
涼しい朝に味わいながらゆっくりと卵かけご飯を食べる。とてもささやかだが、一日のはじまりに人生の喜びをかみしめる今日この頃だった。