しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

効果と副作用

先日心療内科を受診して、服薬する薬の種類が増えた。

以前飲んでいた薬だが、現在の症状に伴い追加となった。

薬には症状を抑える効果がある反面、副作用もある。副作用はひとによってさまざまなものがある。

今回再度追加になった薬には、以前私を悩ませたある症状がある。

それは、下半身に汗をかくというものだ。

起きているときならまだいいが、睡眠時に下半身に大量の汗をかき、その不快感で目が覚めてしまうことがある。

話だけきくと、なんだ汗かと思われるかもしれないが、あの不快感はあじわったひとにしかわからない。

この副作用のやっかいなのは季節は関係ないということだ。私の場合は冬の寒い時でも大量の汗をかいていた。

そんな副作用への対策は、枕元にタオルと着替えを用意することだ。汗の不快感で目が覚めたら、タオルで拭いて着替えをするといういたってシンプルなものだ。

むしろそれしか対処のしようがない。これは常にあるというわけではない。急に症状が起きることもあるし、ある日をさかいにぱたりと症状が出なくなることもあるのだ。

受診時にはそんな日頃の細かな症状や変化も主治医に相談する。すると自分だけだと思っていた症状は、以外にも他のひとも経験していると知る。

自分だけではなかったと知ると少し、救われる気がする。仲間がいたのかと感じるのだ。

そこでいつも主治医と話すのが、薬の効果などは一概に説明書通りにはいかないということ。ひとによって効果が変わることはもちろん、そんな作用はないはずなのに多くのひとが同じような症状を自覚したりすることがあるというのだ。

同じ病気や症状と戦っていてもひとによって治療法や対処の仕方は、みんな違うのだと思い知る。日々、自分の心身の変化を観察しながら、日夜私たち患者と向き合う医療現場の方々に感謝をする今日この頃だった。