しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

一日のはじまり

朝散歩

カーテンの隙間から光が差し込む。

 

視界が少しずつ広がっていく。

 

だんだんと空が明るくなり朝の訪れを感じる。

 

肌に朝日が当たりあたたかい。

 

体がおはようと目を覚ましていく。

 

夜から朝に変わり一日がはじまろうとする。

 

コップ一杯の水を飲む。

 

玄関のドアを開け外の世界へ。

 

よどみのない澄んだ空気。

 

胸いっぱいきれいな空気を吸い込む。

 

体の中にたまったさまざまな感情をふうと吐き出す。

 

今日の一歩を踏み出す。

 

足に伝わる地面の衝撃。

 

さまざまな刺激に感覚を研ぎ澄ませる。

 

朝日を浴びて緑が薫。

 

セミの声残りの人生を謳歌している。

 

誰かの家のお味噌汁の匂い。

 

自分の歌声を自慢する鳥たちのさえずり。

 

どこからか漂うトーストの香ばしい香り。

 

心地の良いリズムで鳴く虫たち。

 

風に揺れる洗濯物の香り。

 

ご主人に何かを訴えかける犬の声。

 

アスファルトに温められたタイヤの匂い。

 

山の隙間からこちらの様子をうかがうように太陽が顔を出す。

 

さあ今日も一日がはじまる。