しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

どゆこと?

診断結果

私はこれから健康診断の結果を聞きに行こうとしていた。

廊下を歩いて診察室に向かう。

廊下を歩いていると一人の女性が前からやってきた。

以前一緒に働いていたお姉さまだった。

お姉さまはすれ違いざまに私に、『あたなの結果すごく悪かったらしいわよ』と言った。

そうなんですね。と私はその場では言ったものの、内心なぜあなたから聞かないといけないのかと憤りを感じた。

健康診断の結果は今更変えられることではないし、悪ければ悪いで受け入れて、今後生活習慣などを改善したり、治療をしていこうと思っていた。それを先生から聞くならまだしも、先生から聞く前に他の人から聞くのは違うだろと思った。

そんなもやもやした気持ちを持ちながら、私は診察室を目指した。

結果がすごく悪いと聞いたので、なんだか変に緊張し動悸がしてきた。

診察室の前で深呼吸をして、ドアを三度ノックした。

先生のどうぞという声で、私は診察室へ入った。

先生に促され私は先生の前の椅子に座った。先生はとても穏やかな表情をしていた。

何を言われるのだろうと、私は身構えた。

先生は私を前に話始めた。

『健康診断の結果ですが、血圧が異常に低くなっていて、体しんどくないですか?』

私はもっと深刻なことを言われると思っていたので、『血圧ですか?』と少し戸惑ったように聞いた。

先生が再度血圧を測定すると言ったので、私は言われるがまま左腕を差し出し、私の腕に血圧計がまかれた。

ブーンという機械音とともに私の腕が締め付けられる。

ものの30秒ほどで計測が終わった。血圧計の数値を見ると、75/23と出ていた。

すごく低い・・・。私は目を疑った。

それまでなんともなかったが、数値を見たとたんなんだか体調が悪くなってきたような気がした。

ここで目が覚めた。

 

夢は今後起きることを示しているや自分の潜在意識にある思いを反映しているなどと聞いたことがある。

それが本当だとしたら、この夢は私に何を示しているのか・・・。とても疑問だ。

それにしても診断結果を先生から聞く前に他の人から聞かされるのは違うだろと思う今日この頃だった。

人生の暇つぶし~虫取り~

懐かしい遊び

だんだんと朝晩だけでなく、日中も過ごしやすい気候になってきた。

先日お昼ご飯を食べた後に、散歩に行くことにした。

私の住む地域にはたくさん古墳があるのだが、散歩の寄り道に小高い丘のような古墳に立ち寄った。

以前にも上ったことがあるが、久しぶりに登ってみようと思った。

木の丸太を連ねた階段を登っていく。30段ほど上がると丘の一番上まで到着。

とても見晴らしが良い。なおかつ周りは木々が生い茂っていて、下にいる人から上にいる私は見えにくくなっていた。

そんなこともあり、普段なら人目が気になってできない、虫取りをしようと思った。

ひとりで本格的に虫取りをするのはいつぶりだろう。

丘の上は平たくなっていて、虫を追いかけても大丈夫なほど広さがあった。

草の間にコオロギやバッタが見える。私が歩くと虫たちがぴょんぴょんと飛び跳ねる。

私は虫が飛び跳ねた先を予測して素手で捕まえようとするが、なかなか捕まらない。

虫たちも私に捕まるまいと一生懸命だ。

子供の頃はすぐ捕まえることができたのに、やはり私の体はずいぶんと年齢を重ねてしまった。

それでもなんとかコオロギを捕まえることができた。

捕まえたコオロギをまじまじと見つめる。

この感じとても懐かしい。昔は時間を忘れ、暗くなるまで虫と採ったりして遊んだものだ。

結局私が捕まえることができたのはそのコオロギ一匹だった。

おまけに草で指を切ってしまった。

なかなか思い通りにならなかったが、何も考えることなくただただ虫を捕まえる、なんとも有意義な時間の使い方だ。これぞまさに人生だ。

たまには何も考えずに子供の頃に熱中していたことをしてみるのもいいもんだと思う今日この頃だった。

間に合ってくれ

見間違い

ここはどこかの体育館。

私の周りには見覚えのある面々がいる。

中学校の時のバスケ部のメンバーだ。

私たちはこの後にある試合に向けて最終調整の練習をしていた。

試合前ということもありみんな集中していて気合が入っている。

試合は夜にあるためこの体育館を17時30分に出発する予定になっていた。

たっぷり練習をしてみんな少し疲れてきたため、休憩をとることになった。

みんなが休憩している間に私は体育館周辺を散策することにした。

この体育館には時計がなかったため、私が散策を兼ねて時間を確認してくることになった。

私は体育館を出た。体育館を出てしばらくすると時計があった。

時間を確認すると時計は16時40分だった。

もう荷物をまとめて出発するだけだったので、17時過ぎに体育館に戻ればいいと思った。

あてもなくブラブラとあたりを散策していた。

試合の前にリラックスできていい状態で試合に臨めそうだと思った。

私がそろそろ体育館に戻ろうとした時、バスケ部の仲間たちが慌てて前から走ってきた。

私はどうしたんだろうと思った。

だんだんと仲間たちが近づいてくる。すれ違う時に仲間の一人がもう出発時間を過ぎていると言った。

えっ、私は一瞬頭が真っ白になった。

私は時計を確認した時の記憶を思い返した。

私は16時40分だと思っていたが、よく考えたらあれは17時40分だ。

しまった、完全に見間違えた。

デジタル時計だとあまり間違えることはないが、アナログ時計だったために間違えてしまった。

そんなことを言ったところで言い訳に過ぎず、後の祭りだ。

私は急いで体育館に自分の荷物を取りに行き、仲間たちのあとを追った。

集合場所に行くとタクシーが何台も来ていて、みんながそれぞれ四五人ずつ乗って、試合会場へ向かっていく。

私もタクシーに乗り込み会場へ向かう。

みんなへの申し訳なさと時計を見間違えた恥ずかしさで一杯だった。

今はなんとか試合に間に合ってほしいと思う今日この頃だった。

小さなストレス

ちりも積もれば山となる

最近少し気になることがある。

気になると言っても本当に小さなことだ。

それも日常生活の本当に小さなこと。

でもそれがとてつもなく気になっている。

調べてもらったわけではないが、おそらく私はHSPの気質がある。

他の人に比べて繊細な気質を持っているという人のことだ。

全世界の人口の4人に1人はこの気質を持っているそうだ。

だからすごく珍しいというわけでもないが、日常生活を送っていると理解が得られないこともある。

ここまでだらだらと引き伸ばしてしまったが、私が気になっていることは、日常生活を送っていく上での音だ。

出かけた先での音ならまだ我慢もできるが、一緒に住む家族の生活音となると毎日のことなので意外とストレスになる。

特に最近ストレスになるのが、ドアが強く閉まる音。それに洗面所やキッチンの水栓の音だ。

ドアが強く閉まる音はなんとなくわかる人も多いのではないかと思う。

一方水栓の音?と思う人もいるかもしれない。

最近の水栓は水の出し方を切り替えられるものが多い。一般的に二種類だろう。

水が幅広く一本で出てくるストレートと何本にも分かれて出てくるシャワーだ。

ストレートだとそこまで音は出ないが、シャワーだと話は別だ。

シャワーで勢いよく水を出すと洗面やシンクに水が当たり、かなり大きなシャーという音がなる。これが意外と私にとってはストレスになる。

一緒に住む妻はそんなことはないが、父の水の出し方がとにかく強い。

毎朝毎晩、このシャー音でビクッとなりストレスになる。

定期的に強く出さないようにお願いをするが、しばらくすると忘れてまた強いシャー音がなる。半ばあきらめているが、できることなら聞きたくはない。

日々の小さなことだが、こういうものこそ『ちりつも』のストレスだ。

普段意識していないとイメージしにくいかもしれないが、誰かに伝われーと思う今日この頃だった。

セロトニンとオキシトシン

幸せホルモン

私は制服を着て学校にいた。

私が通っていた学校とは違う、見たことがない学校だった。

でもどことなく懐かしかった。

この懐かしさは、学校という場所からくるものではなく、おそらく学生生活という状況からだろうと思った。

次は体育の授業だ。直感でそう思った。

来たことがないはずの学校なのだが、私の体は自然と体育館へと向かった。

次の瞬間私は体操服に着替えて体育館にいた。

ひとりの友達が声をかけてきた。

見覚えのある顔だ。私の高校の時の同級生のT君だ。

当時はそこまで仲は良くなかったが、この夢の中ではとても仲が良かった。

その証拠にT君を見て、私はとても安心していた。

持久走の練習だろうか、クラスのみんなで体育館をグルグルと反時計回りに走った。

体育の授業はあっという間に終わった。

私は着替えてT君と教室に戻った。

私の席は教室の真ん中の列の一番後ろだった。T君は私のひとつ前に座った。

私が席に着くと私の右となりに女の子が座った。

横に座った女の子を見ると、私は目を疑った。なんと私のとなりに座るその子は、私が学生時代長年片思いをしていた初恋のSちゃんだった。

夢だということはわかっているが、私はとても嬉しい気持ちになった。

Sちゃんは私に笑顔を見せると仲良さげに話しかけてきた。

当時はSちゃんとは気さくに話ができる仲ではなかったが、この夢の中では違った。

Sちゃんが私に気を許しているのがとてもよく分かった。

しばらくすると先生がやってきて、授業が始まった。

授業が始まって少し経つと、私はお腹が急に痛くなった。

ズキズキというよりは重くズーンとするような感じだった。

私の異変にSちゃんが気付き、小声で声をかけてくれた。

私がお腹が少し痛いことを伝えると、Sちゃんがそっと私のお腹に左手を当て優しく擦ってくれた。

少し痛みが和らいだように感じた。なんだこの幸せな状況はと思った。

もはや授業どころの騒ぎではなかった。

今私はセロトニンオキシトシンが出ていると確信した。

夢だとわかっているけど覚めないでほしいと思う今日この頃だった。

今日の献立

今日の献立

今日はご飯を作った。

おかず三品に味噌汁を作った。

 

なめことおくらとわかめのお味噌汁

朝買い物に行ってなめこが安かったので、大好きななめこのお味噌汁を作った。

なめこはざるに出してよく洗う。おくらは洗っていたずりをしたら適当な大きさに切る。乾燥わかめを塩水で戻す。塩水で戻す方がわかめが肉厚になっておいしい。是非お試しあれ。

なべにだしの素を入れ、沸騰したら材料を入れて少し煮る。火が通ったら味噌を溶いて完成。

 

②れんこんとにんじんのきんぴら

れんこんを薄く輪切りにする。人参は短冊切りにする。

フライパンにれんこんとにんじんを入れて塩コショウ、砂糖、みりんを加えて炒める。

具材に火が通ってきたらめんつゆを入れて、水分が少なくなるまで炒めたら完成。

 

③なすと小松菜の煮びたし

なすを好きな大きさに切って、水の入ったボウルに入れてあく抜きをする。時間は3分くらい。小松菜をざく切りにする。

フライパンになすと小松菜を入れて、酒、砂糖、めんつゆを入れて煮る。

野菜に火が通ってしんなりしてきたら、しょうゆを加えて少し煮れば完成。

 

④豚肉と油あげの甘辛煮

玉ねぎ、油あげを適当な大きさに切る。しめじの石附を落として手で割いておく。

フライパンに豚肉を入れて炒める。肉に火が通ってきたら玉ねぎ、油揚げ、しめじを入れる。みりん、水、砂糖、塩コショウ、しょうゆを入れてしばらく煮たら完成。

個人的にはある程度火が通ったら弱火で煮る方が肉が固くなりにくいと感じる。

 

今日も思ったように手際よく料理ができて幸せだなと感じる今日この頃だった。

生と死

法事

昨日祖母の法事に出席した。

我が家とは宗派が違うので当然お経も違う。

住職さんは若い人だった。前回のお葬式の時とは違うひとだ。

経本の文字を追いながら声に出してお経を唱える。すごく今に集中できていた。

昨今マインドフルネスとよく言われるが、これはまさに今に集中するということ。

法事に出席してお経をみんなで一緒に唱えると深く今に集中できる。

だんだんと頭と心、体がぽわーんとしてきた。

浮遊感に似ているような感覚。それでいて頭はすごく冴えわたっている。

恐れも不安もない。まっさらでただただ今だけがある状態。

この感じとても心地が良い。

しかもこれは自分ひとりではなく、みんなで故人を想いながら同じ時を過ごす。

すごく有意義な時間だ。

30分くらいかけて二つのお経を読んだ。

その後お墓へ行った。コロナ渦でできていなかった納骨をするためだ。

お骨を入れるための準備をして、みんなでお骨をお墓に入れた。

お花を飾、またお経を唱える。ひとりひとりお墓の前で手を合わせた。

命あるものはいつかはみなこうなるんだと感じた。

生があるから死がある。死を感じるからこそ生が輝く。

日本では日常的に死について話したりすることはあまり好まれない気がする。

しかし、生と死は切っても切り離せないものだと思う。

死を意識することで自分の人生をより意識して生きていける。

もっと自分の死について考える機会があってもいいのではないかと思う今日この頃だった。