しいたけの独り言

最近思うこと

近年SNSやネットニュースによって瞬く間にいろいろな情報を知ることができる世の中になった。

そんな中でしばしば世間をにぎわす一部の人々がいる。それは、自分の価値観が最も正しく、他人の価値観は間違っていると決めつけて発言、行動している人たちだ。

この手の人たちは自分たちが気に入らないものを見ると、寄ってたかって相手を攻撃する。そして相手が非を認めたり、謝罪をすればその攻撃はより強くなり、相手を打ちのめす。どんな議論や対話においても、相手への敬意と配慮は必要である。

しかし、この手を人たちには相手への敬意と配慮が欠如している人が一定数いる。また自分たちの論理が破綻していてもそれに気が付かない。仮に自分の意見が間違っていることに気が付いても、論点をずらして自分の正当性を保とうとする。

このような人は問題解決をする際に、相手の意見を尊重したり妥協点を探ることはせず、自分の意見を通して相手を改めさせようとすることが多い。

そのような人たちを見ると私はとても辟易する。

この世は矛盾だらけだ。何かを認めれば、何かを拒むことになる。その中でひとそれぞれが良きところで着地点を持っている。私たちの世界は0か100かで決めきれることの方が少ないのだ。

人生を過ごす中で、人の考えや価値観が変わることはある。しかしどんな時も偏った考え方にならないように、常に自分を客観視して自分自身の価値観のバランスを保つことは非常に重要だと思う。