しいたけの独り言
心のもちよう
私は朝早起きをして、散歩をするのが日課だ。
それは基本的には晴れの日も雨の日も変わらない。
世間一般的には雨の日は、憂鬱とか濡れるとかマイナスのイメージを抱く人が多いのではないかと思う。
私も以前はそんな感情を抱いていた。
しかし、最近は少し違う。雨の日に傘をさして散歩するのも悪くないなと思っている。
それは雨の日にしか出会えない風景や音に出会えるからだ。
傘に当たる雨の音、元気に鳴くカエルたち、屋根から落ちてトタンでリズムを刻む雨粒たち、雨を待ちわびて生き生きとする草花。
まるで自然が奏でるオーケストラ音楽を聴きながら名画を見ているようだ。
もちろん晴れの日の散歩も気持ちが良いが、雨の日には雨の日で良さがある。
このように自分の周りで起こる出来事は自分の心のもちようで良くもなるし、悪くもなる。
目の前で起こるすべてのことを良いことと思えとは思わない。でも嫌だなと感じることも視点や心のとらえ方を変えてみるだけで、良いこととしてとらえることができる。そのことを知っておくだけでも幾分かストレスが減る。
私は毎日の習慣である朝の散歩から、心のもちようで物事の感じ方は変えることができるということを学んだ。