しいたけの独り言

基本はみたゆめの話。その他もろもろ。

しいたけの独り言 ~本日のゆめの話~

心温まる夢

私はタクシーに乗っていた。

ここはどこかの観光地だろう。

周りの風景からなんとなくそう感じた。

私は目的地をタクシーの運転手さんに伝えると、タクシーは走り始めた。

運転手さんは私の目指す目的地まで、あえていろいろな名所を回りながら走ってくれた。

かなり遠回りをすることになるが、料金は普通通りの道で走った料金でいいと言ってくれた。

途中、昔の街並みが残る寺院仏閣のような場所を通ってくれた。

とても風情があり、神秘的な場所だった。

私一人では絶対訪れることのなかった場所だと感じた。

いろいろな場所を巡りながら、目的地に到着した。私は多めに料金を渡そうとすると、運転手さんは当初の約束通り、通常の道で行った場合の料金でいいと言った。

こんなよい体験をした上に、料金を安くしてもらうのは申し訳ないと思い、お昼代ということで千円多く料金を渡した。

運転手さんは、『じゃあお言葉に甘えて』と言って、料金を受け取ってくれた。

私はお礼をいい、タクシーを降りた。

 

最近は新型コロナウイルスの影響でなかなか、好きな旅行にも行けなくなった。

私は旅行先で出会う人とのやりとりがとても好きだ。一生に一度しか会わないであろう、その土地の人とのやりとりは人生の大きな喜びのひとつだ。そのやりとりこそ旅先でのなにものにも代えがたい、醍醐味だと思っている。

なかなか旅行に行けない中、夢で旅をして、親切な地元の人に出会って、親切な振る舞いをしてもらい、とても心が温かくなった今日この頃だった。