しいたけの独り言　～本日のゆめの話～

仕事終わり、私は友人とバスに乗っていた。私たちはある港に向かっていた。

その港からは旅客船が出ていた。これからその旅客船に乗り、船の旅に出ようとしていた。

ことの経緯はこうだ。仕事終わりに突然友人から連絡があり、旅客船のチケットがあるから一緒に旅行に行かないか言われたのだ。

旅行の準備も何もしてはいなかったが、なんとかなる気がして、誘いを承諾した。そして、今港へ向かっているという状況だ。

しばらくすると港へ着いた。目の前にはとても大きな旅客船があった。いつかこんな船で旅をしてみたいと常々思っていた。

旅客船にはもう乗客が乗り込んでいた。私たちも旅客船に乗り込んだ。

出航までまだ少し時間があるようだったので、友人と船内を散策した。とても広く内装もなかなか豪華だった。

これから始まる旅にワクワク感が止まらなくなった。

友人からの誘いに最初は戸惑ったが、今は断らなくてよかったと思った。

そうこうしていると、アナウンスが流れた。船は出航の時を迎えた。

どんどんと船が港を離れていく。港では職員の方々だろうか、制服姿の人たちが手を振っていた。

私のワクワクは最高潮に達していた。

初めてのことをするときは、尻込みをしたり、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいる。

それでもやると決めてやってみると意外となんとかなるものだ。

経験したことがないことを経験するということは、とても新鮮で新たな自分が発見できる。そしてさまざまな刺激を得ることができる。

人が人生の中で経験できることには限界がある。これから私の人生の中でどれだけのことが経験できるかわからないが、初めてのことにも積極的にチャレンジしていきたいと感じる今日この頃だった。