上手く付き合って
最近の変化について
昔に比べて大きな音や匂い、光などの外的な刺激に敏感になった。
これは私がうつ病になったことも関係しているかもしれない。また、私はおそらくHSPの気質がある。どこかで診てもらったわけではないが、チェック項目などを用いた診断方法で確かめてみると当てはまることが多い。
そんなHSPの気質に加え、うつ病になったことで以前にも増して外的な刺激に敏感になったように思う。
人が強く閉めたドアの音、洗濯物の部屋干しのなんともいえないあの臭い、対向車のハイビームなど日常生活のちょっとしたことにストレスを感じるようになった。
昨日私の住む地域では大きな雷が鳴っていた。
昔は雷はどちらかというと好きだった。しかし、今はとても苦手だ。突然ピカッと光ってビクッとなったかと思ったら、その数秒後にゴロゴロドッカンと大きな音でさらにビクッとなる。体とともに心臓のあたりもギュウッとなるあの感じがとても嫌だ。
しかし、嫌といっても自分の体だし、なってしまったものはしょうがない。
そんなものだと受け入れて、付き合っていくしかない。
最近みた本で病気は病気と思わない方がいいということを目にした。
病気であることを意識して治そうと一生懸命になったり、抗おうとすると症状が悪化したりすることもあるという。もちろん全員が全員というわけではないし、病気を克服しようと日々頑張っておられる方も多くいる。そのような人たちを否定するつもりはない。
人それぞれ考え方があると思う。私はうつ病になって、治そう治そうと必死になっていた。しかし、思えば思うほど症状は悪化して体に症状が現れる。そんな時に病気は治そうとせずに、受け入れて付き合っていく方がかえって症状が落ち着くと知ったのだ。
この言葉をみたときに、そうだなと自分の中で妙にしっくりきた。
これから歳を重ねて、いろいろな病気や変化が自分に起きるかもしれない。そんな時に、それに抗うのではなく、変化を受け入れそれと上手に付き合っていこうと思うと、少しだけ気持ちが楽になるような気がする。
この先もさまざまな変化を観察しながら、自分の体や心と上手く付き合っていこうと思う今日この頃だった。